ドライアイが増えている
ドライアイについてくわしく知るために、まず涙が出る仕組みや、その働きについて、見ていきましょう。
涙は主涙腺と副涙腺から分泌されます。
まぶたの裏の結膜の耳側に、分泌腺の口があいていますが、まばたきするたびに分泌される基礎分泌は、1日に1ml前後といわれます。
このくらいの量ですと、副涙腺からの分泌で維持できます。
いっぽう、悲しいときなどにどっとあふれる涙は、主涙腺からも流れ出ます。
精神的な誘因や、痛みなどの刺激性分泌といいます。
分泌された涙は10%ほどが蒸発。
残りは涙点と呼ばれる排水口から排出され、鼻涙管を適って下鼻道へ抜けます。
涙は、目から鼻へ流れて抜けていくわけです。
涙点は、目頭の上と下に1カ所ずつある小さな穴で、まぶたを引けば自分でも見ることができます。
涙の役割は、大きく3つあります。
保湿
目に水分を補給して乾かないようにします。このうるおいがあるため、眼球の表面はなめらかさを保ち、網膜に像を結ぶことができます。
栄養供給
眼球への酸素と栄養分は、涙からも供給されます。とくに角な供給源となっています。
防御
涙には、眼球の汚れや雑菌を洗い流す役割があります。
また涙には酵素や免疫タンパクが含まれていて、目に入ってくる細菌をやっつける働きもしています。
涙には、このように重要な働きがあります。涙が少なくなると、目は大きなダメージを受けることがわかります。
涙のメカニズムとドライアイとの関わり
目が乾くという現象には、4つのメカニズムがかかわっています。
第一は、涙腺からの涙の分泌が少なくなること。
涙をつくることができなければ、もちろん目が乾きます。
第二は、まばたきの回数が少なくなってしまうこと。
せっかく涙が分泌されても、適切なまばたきがなければ、眼球の表面に涙が分配されません、OA機器での作業など、集中してものを見つづけると、日の周りの筋肉を疲れさせるだけでなく、まばたきの回数を少なくします。
また精神的なストレスで緊張すると、まばたきの回数が少なくなることがわかっています。
第三は、涙が必要以上に蒸発してしまうことです。
空調などで乾燥した室内の空気環境や、強い風、太陽の紫外線なども影響するといわれます。
第四は、涙点から、涙が必要以上に排出されてしまうことです。
目が乾く原因には、体質や年齢、病気なども関係しています。
しかし、そういった原因がなくても、私たちの生活の中には、ドライアイになる誘因があふれています。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:ドライアイ
トラックバック(0)
http://www.catanha.net/mt/mt-tb.cgi/265

