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眼の休め方
眼の使いすぎによる調節痙攣が長期にわたると、近視の原因になることがあります。
読書、ゲーム、パソコンなどの近業は、長時間休みなしで続けてはいけません。
LASIKの後も、パソコンや事務作業などの仕事を持っておられるビジネスマンの方は、いわゆるリグレッション(近視への戻り)の危険性が高いのです。
原則として、近業と遠方視の割合を一以下にするのがよいでしょう。
つまり、一時間近業をしたら一時間以上の遠方視タイムをとるのです。
遠方視のときは、ボーッとしていなくてもかまいません。
テレビ、運転、映画、スポーツなど、遠方を見る活動であれば、なんでもいいのです。
ビジネスマンの方なら、外勤と内勤を交互にするなどの工夫をすれば、この条件を守るのはそれほど困難ではないと思います。
LASIKで高度近視を治した方には、ぜひこの原則を守っていただきたいと思います。
調節は毛様体筋でおこなわれます。
アイクール(冷却剤)などで眼球の前部を冷やすのは毛様筋を休める効果をねらっているのです。
ただし、過度に冷やしたり、過度に温めたりするのは逆効果です。
効果がないと思ったらただちに中止してください。
子供のうちは近視が進む時期ですが、どの程度近業を禁止すれば近視にならないかはわかっていません。
子供は調節力がひじょうに強いので、近業によるストレスも少ないはずです。
親が過度に神経質になると、心因性の視力低下をきたすこともありますので、注意が必要です。
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眼にいい明るさ
眼にやさしい明るさはどのくらいか、ということは単純な問題ではありません。
人間がまぶしいと感じる明るさは、光として強すぎるということになりますが、
たとえば30分ほど真っ暗闇ですごしたあとでは、ロウソクの光でもまぶしく感じるものです。
これは網膜に備わった暗順応という機能のなせるわざです。
一般的には、暗いところでの雲が眼に悪いといわれてきました。
しかし、明るすぎる環境においては、精神的な落ち着きが得られず、さらに明るいと、眼に障害をきたすこともあります。
光線による障害として代表的なのは、溶接工に多発する電気性眼炎です。
眼科手術の分野でも、手術用顕微鏡の照明が原因で網膜が障害されることがわかっていますので、なるべく暗い照明下で手術をするような取り組みがなされています。
勉強する環境として考えた場合、部屋を暗くしてスポット照明下で勉強するのは、電気の節約にはなるかもしれませんが、眼にやさしい環境ではありません。
網膜の一部ではなく、全体にもある程度の光をあてるようにしましょう。
部屋全体をすこし明るくしたうえ、読書部分の軽いスポット照明を併用するのが、もっとも眼にやさしい照明方法といえます。
スポット照明部分のコントラストが強すぎてもいけません。
その意味では、蛍光灯より調光器のついた白熱灯がよいかもしれません。
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眼を疲れさせる色、光、動き
望遠訓練がまったく意味がないということではありません。時に応じて必要です。
眼が疲れたとき、遠くをボーッと見ると眼が休まりますよね。
遠くを見るということは毛様体筋を休めることになり、眼を酷使したときの「眼精疲労」の症状をやわらげます。
緑色は色収差の関係で、遠くを見るのと同等の作用があります。
緑色のほうが赤色より波長が短いので、同じレンズを通ったときの佳苗…距離が短くなります。
同じ距離のものを見ると緑色は常に赤色より前にピントが合います。
つまり、緑色のものを見るときのほうが赤色のものよりも調節が少なくてピントが合うことになり、遠くを見るのと同じ効果になるのです。
逆に赤や黄は調節機能を刺激するので、見ていて疲れやすいということになります。
近業を続け、調節痙攣の状態が長く続くと、長い経過のうちには近視化する可能性があるのですから、遠くを見て眼を休めることも、近視にならないためには必要です。
室内では常緑植物を見るのが効果的です。
望遠訓練で近視が治ることはないにしても、近視が進むのを防ぐ程度の効果はあるかもしれません。
ただし、近視の治療としてはあくまでも補助的な手段であることに変わりはありません。
色以外に光の強さや対象物の動きも眼精疲極端な眼球運動、追尾運動、過調節など眼精疲労に影響するかもしれませんが、眼精疲労には心理的な要素も大きいのです。
眼精疲労になりそうな条件がそろっていても、たとえば、パチンコなら何時間でも平気ということがあります。
子供ならテレビゲームでしょうか。
遊戯だと疲労を自覚しないということがよくあるのです。
だからといって眼に負担がないわけではないので、疲労を自覚しないぶん、よけいに危険であると認識しておいてください。
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視力回復の為の体操
眼球の周りには六種類の筋肉がついていて、見ようとする方向に眼球を動かすはたらきをしています。
それぞれ上直筋、外直筋、内直筋、下直筋、下斜筋、および上斜筋とよばれます。
また、肩、首、後頭部の筋肉は、見ようとする方向に頭全体を動かすはたらきをしています。
眼の疲れを自覚すると后や首が凝ることが多いのは、これらの筋肉に負担がかかっているからなのです。
眼を使いすぎると後頭部の筋肉が硬直してくるでしょう。
眼の疲れを感じたとき、眼球運動をするよりは、眼球を休めたほうがよいのです。
そのうえで、眼の周囲を験の上から軽くマッサージするとよいでしょう。
鼻根(目と目の問の部分)を両側から圧迫したり、小鼻(鼻の穴の両横)をつまむのも、目の疲れをいやすのに効果があるとされてきました。
最近、動体視力が注目されています。
野球やテニスなどのスポーツでは動体視力がひじょうに大切です。
一般的に、調節力が落ちると動体視力も落ちるものです。
野球選手などがいくら筋力トレーニングをつんでも、一定の年齢になると若いころの成績を維持できなくなるのは、動体視力と関係しています。
動体視力を訓練するプログラムもいくつか開発されていますが、年齢とともに衰える調節力を維持する方法は今のところ発見されていません。
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