眼を疲れさせる色、光、動き
望遠訓練がまったく意味がないということではありません。時に応じて必要です。
眼が疲れたとき、遠くをボーッと見ると眼が休まりますよね。
遠くを見るということは毛様体筋を休めることになり、眼を酷使したときの「眼精疲労」の症状をやわらげます。
緑色は色収差の関係で、遠くを見るのと同等の作用があります。
緑色のほうが赤色より波長が短いので、同じレンズを通ったときの佳苗…距離が短くなります。
同じ距離のものを見ると緑色は常に赤色より前にピントが合います。
つまり、緑色のものを見るときのほうが赤色のものよりも調節が少なくてピントが合うことになり、遠くを見るのと同じ効果になるのです。
逆に赤や黄は調節機能を刺激するので、見ていて疲れやすいということになります。
近業を続け、調節痙攣の状態が長く続くと、長い経過のうちには近視化する可能性があるのですから、遠くを見て眼を休めることも、近視にならないためには必要です。
室内では常緑植物を見るのが効果的です。
望遠訓練で近視が治ることはないにしても、近視が進むのを防ぐ程度の効果はあるかもしれません。
ただし、近視の治療としてはあくまでも補助的な手段であることに変わりはありません。
色以外に光の強さや対象物の動きも眼精疲極端な眼球運動、追尾運動、過調節など眼精疲労に影響するかもしれませんが、眼精疲労には心理的な要素も大きいのです。
眼精疲労になりそうな条件がそろっていても、たとえば、パチンコなら何時間でも平気ということがあります。
子供ならテレビゲームでしょうか。
遊戯だと疲労を自覚しないということがよくあるのです。
だからといって眼に負担がないわけではないので、疲労を自覚しないぶん、よけいに危険であると認識しておいてください。
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