開放隅角緑内障について
開放隅角緑内障は、隅角から先の排出路が目詰まりを起こして眼圧が上昇し、視神経乳頭が障害されていく病気です。
ところが近年、隅角から先の排出路が目詰まりを起こしている緑内障を発症した患者さんのなかには、
眼圧が正常範囲(10〜21、ミリHg)にある人も少なくないことがわかってきました。
眼圧は正常範囲にあるけれど、隅角から先の排出路は目詰まりを起こしていますし、視神経乳頭が障害されているのです。
このようなタイプは「正常眼圧緑内障」と呼ばれ、眼圧が正常範囲を超えているタイプと区別されています。
正常眼圧緑内障は決して特殊な緑内障ではありません。
日本の緑内障患者さんの大半は、この正常眼圧緑内障を発症しているのです。
日本緑内障学会が2000〜2001年にわたって実施した緑内障疫学調査によると、
40歳以上で広義の開放隅角緑内障(高眼圧症を除く)にかかっていた人は3.9%。
そのうち、開放隅角緑内障をもっている人は約0.3%、正常眼圧緑内障をもっている人はその10倍以上の3.6%だったそうです。
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