老眼、遠視、乱視、白内障、緑内障を簡単に説明
私たちがものを見ているときの映像は、外から入ってきた光が網膜で像を結んだ姿です。
その光の画像処理の、どこでトラブルが起こっても、見え方はおかしくなります。
近視、遠視、乱視について
外部から入ってきた光は、まず角膜で70%程度屈折し、つづいて水晶体で30%ほど屈折して微調整され、網膜にピントが合わされ像が結ばれます。
近視とは、角膜や水晶体の屈折力が強すぎたり、角膜から網膜までの長さ(眼軸)が長すぎるために、網膜の手前でピントが合ってしまい、網膜にきちんと画像が結ばれない状態です。
遠くはよく見えませんが、逆に近くはよく見えます。
遠視は、屈折力が足りなかったり、眼軸が短いため、網膜の後ろでピントが合い、近くも遠くも見えにくい状態。
遠視は遠くはよく見えるといわれますが、これは誤りです。
乱視は、主に角膜にゆがみがあって、光のタテ軸とヨコ軸のピントがずれている状態です。
目の中を進む光の方向がそろわないため、どこにも像を結べず、全体にぼやけて見えます。
老眼、白内障、緑内障について
近視・遠視・乱視は、いずれも、角膜や水晶体というレンズの屈折異常で起きるトラブルです。
いっぽう、主に老化現象によるものが老眼や白内障、緑内障です。
老眼は水晶体のピント合わせがうまくいかなくなった状態。
白内障は、水晶体が濁った状態。
緑内障は、眼圧の上昇などによって視神経が障害を起こしている状態です。
飛蚊症
目の前に、小さなゴミのようなものが見える症状を飛蚊症といいます。
ゴミは、虫や糸くず、数珠、ひもなどのように見えることもあり、眼球の動きに合わせいっしょに動くのが特徴です。
これは加齢によって硝子体に変化が起こる、一種の老化現象です。
硝子体に出血や濁りが出て、その影が網膜に映って蚊が飛ぶように見えるところから、この名があります。
飛蚊症はだれにでも少しはあるもので、とくに治療の必要はありません。
ただし硝子体が網膜からはがれるときに、まれに網膜に孔があき飛蚊症の症状が出ます。
網膜剥離につながる場合がありますので、早めに眼科医の診察を受けましょう。
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