結膜と涙器の働き
眼は精密にできており、複雑なはたらきをしています。
順を追って説明します。
眼球と眼瞼とを連結する薄い膜
昔は結膜炎が多かったので、結膜という名称はよく知られていますが、どの部分が結膜なのか知らない人が多いようです。
白目の表面を覆っているのが眼球結膜で、上下のまぶたの裏側の赤い粘膜が眼険結膜です。
すなわち、白目と「あっかんべえ」をしたときの赤いところが結膜です。
結膜は粘膜で、粘液を分泌して眼球の表面を常にうるおす役目を果たしています。ここに起こった病気を結膜炎というわけです。
涙の分泌と通り道
うわまぶた(上限瞼)の耳側寄りのところに涙腺があります。ここから涙が分泌されます。
そして、結膜、角膜をうるおし、目がしらの上下にある涙点を適って、涙嚢を経てのどに流れていきます。
涙は非常に大事なもので、結膜、角膜をうるおしているだけでなく、結膜や角膜に付いたゴミや病原微生物を洗い流してくれる役目を果たしています。
もし、涙がでなくなったらたいへんです。
眼が乾燥して痛くなります。
これをドライアイといいます。
角膜の表面に傷がつき、そこから細菌やウイルスなどの病原体が侵入して感染を起こし、角膜に潰瘍ができて失明してしまうこともあります。
ですから、涙の分泌が減ったときは、人工涙液を頻回に点眼したりします。
また、涙道が炎症を起こしてつまる病気もあります。
そうなると、涙が鼻腔に流れず、いつも眼から涙があふれてしまいます。
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